冬は活動量が減るのに、クリスマス、年末年始、バレンタイン、
ホワイトデーとイベントが多く体重が増えやすい時期ですよね。
痩せたいけど美味しいものは食べに行きたい!
誘惑に勝つのなんて無理!
そんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
大丈夫。ダイエット中でも我慢ばかりしなくていいんです。
ちょっとした食べ方の工夫があるんです。
管理栄養士が上手な食べ方のコツをお伝えしますね。
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▼どんなことに気をつければいいの?
まずはダイエットをするときの食事の基本について。
やせる食べ方のポイントは
①糖質が多すぎないこと
②たんぱく質がしっかりとれること
③野菜がしっかりとれること
④余分な脂質はとらない
の4つです。
これをラーメン屋さんでクリアするためのコツはこちら。
①麺を半分にしてもらう
外食の場合、ダイエットをしていない男性でも満足できるような量になっているので
1食全てを食べてしまうと、ダイエット中の女子には多すぎます。
しかもラーメンはスープに動物性の脂が多く含まれているため、スープからもカロリーをたくさん摂取してしまいます。
その分を考慮して、ラーメンを頼むときは麺は半分にするのが基本です。
②たんぱく質をトッピングする
たんぱく質は筋肉や髪の毛、爪、お肌の材料となる大切な栄養素。
不足すると筋肉が減って基礎代謝が落ちたり、髪の毛がパサパサになってしまったり、
爪が割れたりお肌のツヤがなくなったりしてしまいます。
ラーメン屋さんで定番のトッピングは「チャーシュー」ですが、お店によっては脂身がかなり多いことも。
鶏ハムタイプの低脂質なチャーシューならOKですが、脂身たっぷりチャーシューの場合は、赤身の部分だけを食べて、脂身は残すようにしましょう。
メニューに味玉がある場合は、そちらをトッピングするのもおすすめです。
③野菜増し増し
お次は野菜!野菜はとにかくたくさんトッピングしちゃいましょう。
麺を半分にしても、その分野菜をたくさん食べれば満足感は変わらず得られます。
おすすめは、もやし、キャベツ、ネギ、メンマ、ほうれん草、のりなど。
代謝をスムーズに進めてくれるビタミンやミネラルが含まれていますので、1食あたり120gを目指しましょう。
④余分な脂質はとらない
最後のポイントは脂質です。油は1gで9kcalと、高カロリーな食材。
野菜が100gで20~40kcalですので、それと比較すると、そのカロリーの高さがわかるのではないでしょうか。
脂質は細胞膜の構成成分となったり、お肌のハリをUPさせてくれる役割もあるので、全く摂らないのはよくありませんが、通常の食事をしていれば、健康を害するほど不足することはまずありません。
不足しちゃうから…と、余分に摂ろうとしなくてOKです。
先ほどのチャーシューの脂身も脂質ですね。
白い脂身部分は残すのが賢いダイエッターの鉄則です。
さらにラーメンはスープにも動物性の脂がたくさん使われていますので、全て飲んでしまうとすぐにカロリーオーバーになってしまいます。
ご参考までに日高屋のラーメンの栄養成分ページです。
女子に人気の坦々麺は1杯で920kcal、塩分は7.5g…!
なんと…!
ダイエットをしていない女性でも、1日に必要なエネルギーは2,000kcal程度ですから、その半分に相当しちゃいますね。
しかも塩分の1日の摂取量は、7g未満/日におさえるというのが目標とされているのですが、それも1食で軽くオーバー。
ま、まぁ毎日じゃなければね!たまにはいいですよね!
ということで、食べるときはせめてスープは全部飲まないようにしましょう!せめてね。せめて。
できる限りスープを残すことで、少しでも脂質と塩分の摂取を抑えることができます。
塩分は摂りすぎるとダイエットの大敵、むくみの原因になります。
もちろん、バターやラー油などの余分な脂質を足すのも控えましょうね。
どうしても!というときはすこーしだけにして、しっかり味わってくださいね。
▼「我慢→食べない」ではなく「工夫して→食べる」にシフトチェンジ。
食べたいものなのに我慢ばかりしていると、いつか反動がきてしまいます。
ストレスになって精神的にイライラしてしまうくらいなら、無理せず食べたほうが、後でドカ食いしてしまうのを避けることができますよ。
ただし、何も考えずに食べるのはNG。
クレバー女子は、ラーメンを食べてもやせています。
それはかしこい食べ方を身につけているから。
ちょっとした工夫で、我慢しすぎずにダイエットを成功させることができますよ。
以上、ダイエット中のラーメン屋さんの攻略方法をお伝えしました。
ぜひぜひ試してみてくださいね!
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